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第二ボタン以降は比翼仕立て第二ボタン以降は比翼仕立てnh001-2.jpgnh001-2.jpgnh001-3.jpgnh001-3.jpgnh001-4.jpgnh001-4.jpgnh001-5.jpgnh001-5.jpg

1959年~1968年のに使用されたモデル。南海ホークスの黄金時代に使用され、いわゆる鶴岡監督モデルといれるもの。強い南海の象徴でオールドファンが南海といえばコレを想像する。当時パリーグを制しても日本一になれない事から、鶴岡監督のアイデアで方に強いイメージを出すため、肩に2センチほどある太いラインを採用。これが南海の象徴ともなりました。素材は綿でできており、わきの下に風通しのメッシュが施されている。同時期に混麻のような素材のモノもあるが、そちらは夏用。ちなみにダグに年代がないので、型年は不明ですがスタンカ投手の南海在籍最終年の1965年とした。また南海の最後まで使用された帽子のNHマークは、このユニフォームとともに登場した。
このユニフォームだが写真では判りにくいがスソが折り返されて縫い付けられている。その折り返しが実に25cm~30cmぐらいあり、丈がメチャクチャ長く、デカいユニフォームなんです。この時代の背番号6でデカい人といえば…、そうジョー・スタンカしかおりません。ユニフォーム研究の第一人者・綱島理友氏にも検証していただき、まず間違いないとのお答えもいただきました。ただ不思議なのは、何故スソが折り返されているのかです。スタンカ投手が1965年に退団し、その後6をつけるのは国貞泰汎選手です。もしかすると国貞選手が練習用に使用したのかも知れません。いずれにせよ、このユニフォームはスタンカ投手のために作られたモノに間違いはないと考えられます。
※2013年に堺市博物館で開催された「南海ホークス展」に展示されました。

●製造/久保田運動具店 ●所蔵者/真鍋勝是さん