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球団創75周年記念事業の一環として復刻された南海ホークスのユニフォーム。ベースになったのは1984年~1988年に使用された、いわゆる最終型のユニフォーム。4月のオリックスとの共同イベント「OSAKA CLASSIC 2013」と8月のパ・リーグ共同企画「レジェンドシリーズ2013」において使用された。大阪のみならず福岡でも着用された。
いまだに残る南海ホークスファンにとってもっとも印象深いユニフォームの復刻だけに期待されたが、残念ながら昇華プリントによるペラペラのユニフォームだった。胸レターや背番号などはかつてのチドリ刺繍の雰囲気を出す為にわざわざカゲを付けたりしていた。ワタシは昇華プリントのユニフォームをイベント用に使用するのは反対ではないが、なにも復刻ユニフォームをプリントにする必要があるのだろうか?と思う。復刻とはかつてのチームに敬意を払いその時代に思いを馳せる意味もあると思うのでこのようなカタチでの復刻はして欲しくなかったのがホンネだ。
さらに肩や袖のラインも当然ながら昇華プリント。袖周りのラインの幅がオリジナルと違うのも一部のファンにはひんしゅくを買った。70周年の際の復刻ユニフォームが、素材こそ違え細部にまでこだわって復刻されたユニフォームだったので、このユニフォームがこのようなカタチでの復刻されたのが、かえずがえすも残念でならない。

●製造/ミズノ ●所蔵者/管理人